A :　設定により自動で割り当てることができます。

例えば、バーチャルファイルシステムのVFSファイルを次のように設定します。

C:\FTP-root\%g|/|me|admin|744|r|0|0|0|0|0|0|0|0|
C:\FTP-files\music|/music|me|root|744|r|0|0|0|0|0|0|0|0|
C:\FTP-files\video|/video|me|root|744|r|0|0|0|0|0|0|0|0|
C:\FTP-files\school|/school|me|root|744|r|0|0|0|0|0|0|0|0|

実際のファイル構造はこのようになります。

C:\
|
+\FTP-root
| |
| +\group1
| | |
| | +\music (空)
| | +\video (空)
| +\group2
| | |
| | +\music (空)
| | +\video (空)
| | +\school (空)
| +\Any other groups
|
+\music (ファイルが存在)
+\video (ファイルが存在)
+\school (ファイルが存在)

ユーザーには自分のグループのルートディレクトリ(C:\FTP-Root\group)に存在する空のディレクトリしか見えません。他のディレクトリは見えません。

この設定が動作するためにはオーナーとグループは任意のもので構いません。

もしgroup1のユーザーがログインした時は、そのユーザーはmusic/videoディレクトリのみ見ることができます。 group2のユーザーがログインした時は、そのユーザーはmusic/video/schoolの全てのディレクトリにアクセスできます。