Q:RaidenFTPD のサーバーファイル *.ftpd を設定するには?

A:RaidenFTPDのサーバーファイルを設定するには2つの方法があります。メニュー->セットアップ->セットアップウィザードから一つ一つ設定するのが最も簡単な方法です。 またはメニュー->セットアップ->FTPサーバーから一度に全て設定することもできます。外部のテキストエディタで設定をする場合は次の表を参照してください。

RaidenFTPD設定ファイルは *.ftpd として保存されます。始めにRaidenFTPD.EXEを使いこのファイルを編集・保存してください。そしてテキストエディタで編集します。青色の文は説明項目なので実際の *.ftpd ファイルには加えないでください。

[FTPD]
SERVER_NAME=RAiDEN (サーバー名)
SERVER_IP=90.0.0.3 (サーバーのIPアドレス)
LISTEN_PORT=169 (サーバーのlisten port 1-65535)
ALLOW_ANON=1 (aいいえnymousユーザーを許可? 1=許可 0=拒否)
USE_ANON_MAX=1 (最大anonymousユーザー数を制限? 1=制限 0=無制限)
ANON_MAX=16 (最大anonymousユーザー数? 1-n)
USE_USER_MAX=1 (最大ノーマルユーザー数を制限 ? 1=はい 0=いいえ)
USER_MAX=9999 (最大 normal ユーザー)
USE_MAXUSER_PER_IP=1 (同じIPからの最大接続ユーザー数を制限? 1=はい 0=いいえ)
MAXUSER_PER_IP=32 (同じIPからの最大接続ユーザー数)
IPCHK=1 (IPチェック 0=いいえ 1=ログイン前にチェック 2=ログイン後にチェック)
IPCHK_DATA=0 (データ接続のIPチェック, 1=はい 0=いいえ , 注意 : 意味が分からなければ1には設定しないでください)
PASV_IP_ROLLING=0 (サーバーが2つ以上のIPを持つ場合PASV ipに常に違うIPを使用, 0=いいえ 1=はい)
AUTO_CHOOSE_IP=1 (サーバーIPを自動的に選択 0=いいえ 1=はい)
VFSFILE=C:\Program Files\RaidenFTPD\RaidenFTPD.vfs (バーチャルファイルシステムのパス)
USRFILE=C:\Program Files\RaidenFTPD\RaidenFTPD.user (ユーザーファイルのパス)
IPFILE=C:\Program Files\RaidenFTPD\RaidenFTPD.allow (IPチェックファイルのパス)
USE_DATAPORT_RANGE=0 (pasvデータ接続にポート範囲を指定, 0=いいえ(自動) 1=はい)
PORT_FROM=5000 (USE_DATAPORT_RANGEが1の場合必ず設定してください)
PORT_TO=9999 (USE_DATAPORT_RANGEが1の場合必ず設定してください)
TIMEOUT=600 (ユーザーがnnn秒何もしなれば切断)
SHOWHIDDEN=1 (1に設定されるとハードディスク上の隠し属性のファイル・ディレクトリがユーザーに見えるようになります。0だと見えなくなります。)
OUTLIMIT = n/m (m分内のアウトプットのをnメガバイトに制限)
INLIMIT = n/m (m分内のイントプットのをnメガバイトに制限)
OUTLIMIT_RECORD=n/m (サーバーがアウトプット制限の情報を記録)
INLIMIT_RECORD=n/m (サーバーがインプット制限の情報を記録)
MSG=1 (1の時にはサーバーは./message/*.msgファイルを表示します。0は何も表示しません。)
LOG=1 (1の時にサーバーはクライアントの行動をログに保存します。0は何もしません。)
LOGNAME=fixed (ログファイル名の自動変換の指定です。固定、日毎、月毎、年毎を指定)
DIRMSG=1 (1の時にサーバーはDIRMSGFILEファイルに指定されたディレクトリ固有のメッセージを表示します。 0は何も表示しません。)
ENCRYPT_LOG=0 (1 でログが暗号化されます。RaidenFTPDを登録済みの場合のみ有効です。)
UTF8_LOG=0 (1 でユニコードのパス名は別のログファイルに保存)
DIRMSGFILE=message.txt (ユーザーが指定されたディレクトリに入ったときに表示されるメッセージファイルを指定)
DUPECHK=1 (0=無効, 1=オンライン重複ファイルチェック, 2=オンラインとオフラインの重複ファイルチェック)
DUPECHKDB=C:\Program Files\RaidenFTPD\files.lst (オフラインの重複ファイルチェックのデータベースのパスとファイル名。データベースは DupeMaker で作成できます。)
DUPECHKSHOWFULL=1 (1=ユーザーが'site srch'コマンドを実行したときにフルパスを表示, 0=相対パスを表示)
OVERWRITE_COMPLETE=1 (1=ユーザーが完全なファイルを削除するのを許可。完全なファイルとはSFV/MD5/ZIPチェックを通ったものです。 verification)
DNS_LOOKUP=1 (1=ユーザーのログイン時にdns lookupを行う。 0の場合ドメイン名チェックは動作しません。)
SHOW_ITEM_NO_R=1 (1=通常モード, 0=ユーザーが読み込み許可を持たない場合は表示しない)
SFV_CHK=1 (1=有効 アップロードのSFV/MD5チェック)
ANTI_NOOP=1(1=ユーザーがNOOPコマンドを実行した時にタイムスタンプを更新しない)
ANTI_HAMMER=1/60/10/120(1で有効/チェックする時間 (秒)/チェック回数/禁止する時間(秒))
onNewDir=(ユーザーがディレクトリを作成した時に実行)
onDelDir=(ユーザーがディレクトリを削除した時に実行)
onDeledDir=(ディレクトリが削除された時に実行)
onMoveDir=(ユーザーがディレクトリをsite moveコマンドによって移動した時に実行)
onUserLogin=(ユーザーがログインした時に実行)
onUserLoginFailed=(ユーザーがログインできなかった時に実行)
onUserLogout=(ユーザーがログアウトした時に実行)
onFileUploaded=(ユーザーがファイルをアップロードした時に実行)
onSfvUploaded=(ユーザーが*.sfvや*.md5をアップロードした時に実行)
onSfvFailed=(ユーザーのアップロードがcrc/md5チェックを通らなかった時に実行)
onSfvSuccess=(ユーザーのアップロードがcrc/md5チェックを通った時に実行)
onSfvComplete=(*.sfv/*.md5で指定された全てのファイルがチェックを通った時に実行)
onFileDownloaded=(ユーザーがファイルをダウンロードした時に実行)
onFilePreUpload=(ユーザーがアップロードを始めようとした時に実行)
onFilePreDelete=(ユーザーがファイルを削除する直前に実行)
onFileDeleted=(ユーザーがファイルを正常に削除した時に実行)
onMp3Uploaded=(ユーザーがmp3ファイルをアップロードした時に実行)
onZipUploaded=(ユーザーがzipファイルをアップロードした時に実行)
onNukeDir=(ユーザーがsite nukeコマンドをした時に実行)
onSiteCmd=(ユーザーがsiteコマンドを実行する直前に実行)
BOUNCERIP= (IDNTコマンドがサポートされたFTPDプロトコルパウンサー使う時はここにIPを入力します)
ADVANCED=1 (高度なeggdropの機能を使用する時は1にします)
[EGGDROP]
enable=0 (これが1になっていると次のIP+ポート L/Pを通じてEGGDROPに接続します)
user= (EGGDROP上のユーザーアカウント)
pass= (EGGDROP上のユーザーパスワード)
ip= (EGGDROPのIP)
port= (EGGDROPのポート)
onNewDir=(ユーザーがディレクトリを作成した時に実行)
onDelDir=(ユーザーがディレクトリを削除した時に実行)
onDeledDir=(ディレクトリが削除された時に実行)
onMoveDir=(ユーザーがディレクトリをsite moveコマンドによって移動した時に実行)
onUserLogin=(ユーザーがログインした時に実行)
onUserLoginFailed=(ユーザーがログインできなかった時に実行)
onUserLogout=(ユーザーがログアウトした時に実行)
onFileUploaded=(ユーザーがファイルをアップロードした時に実行)
onSfvUploaded=(ユーザーが*.sfvや*.md5をアップロードした時に実行)
onSfvFailed=(ユーザーのアップロードがcrc/md5チェックを通らなかった時に実行)
onSfvSuccess=(ユーザーのアップロードがcrc/md5チェックを通った時に実行)
onSfvComplete=(*.sfv/*.md5で指定された全てのファイルがチェックを通った時に実行)
onFileDownloaded=(ユーザーがファイルをダウンロードした時に実行)
onFilePreUpload=(ユーザーがアップロードを始めようとした時に実行)
onFilePreDelete=(ユーザーがファイルを削除する直前に実行)
onFileDeleted=(ユーザーがファイルを正常に削除した時に実行)
onMp3Uploaded=(ユーザーがmp3ファイルをアップロードした時に実行)
onZipUploaded=(ユーザーがzipファイルをアップロードした時に実行)
onNukeDir=(ユーザーがsite nukeコマンドをした時に実行)
onSiteCmd=(ユーザーがsiteコマンドを実行する直前に実行)

注意 : これらのイベントが起こった時に2種類のプログラムを実行できます。 例えば、

ユーザーがファイルをアップロードした時にウィルススキャンを行う

norton antivirues 2001をお使いの方は
nortonのコマンドラインユーテイリティをおためしください。
"navdx"
始めにnorton antiviruesのパス名を見つけだします。例 c:\nav

*.ftpd ファイルでこちらの行を変更します

onFileUploaded=file://c:\nav\navdx.exe %q%Q

こうすればファイルがアップロードされた時にNAVが自動的にファイルをスキャンしてくれます。

navdxが動作するにはパスは8文字以内の短い名前でなければ動きません。 .

ユーザーがログインした時にリモートのWEBサーバーのCGIプログラムに渡す

データベースサーバーとCGIプログラムをお持ちの方は、ログイン情報をデータベースに記録することができます。RaidenFTPDで情報をCGIに渡すのは簡単です。お使いのCGIプログラムガ http://127.0.0.1/cgi/addlogin.cgi の場合で、ユーザー名と時間を記録するときは、RaidenFTPDの *.ftpd ファイルのこちらの行を変更します

onUserLogin =http://127.0.0.1/cgi/addlogin.cgi?username=%S&time=%t

こうすればユーザーがログインした時にこのCGIにユーザー名と現在の時間が渡されます。

どのような変数値を使用できるか参照されたい方は、 help-variables-jpn.htmlをご覧ください。

 

 

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